YDN-向いている案件と損切り基準ー

YDNではスポンサードサーチと比べて圧倒的に対象とするユーザーの興味関心が薄いので、そんなユーザーに対して案内するという事を踏まえてみると高額な商品を販売するのは至難の業です。
このページではYDNの基本となる考え方について抑えていただければと思います。

大前提として高額商品をYDNで売ろうとするのは思っている以上に難しいと考えてください。

その商品に興味のある人、その商品に絡んだ事について調べている人でない限り
パッと見たサイトでそのまま購入に至ることはないと考えるのが無難です。

ではどのようなものなら何気なく行動を起こしてくれるか?

それは単純に金銭的ハードルの低いものです。

例えば、

■ 初回格安お試し案件
(初回無料の商品、100円モニター、初回500円、お試し980円など)

気軽に試せる商品ならば行動は起こしやすいでしょう。
もしも美容や健康関連の商品であれば定期購入の回数縛りがなければ尚良いです。

■ 無料登録、無料申込案件(転職案件、中古車査定など)
比較的商標ペラに近いサイト構成でも成約が見込めるが、
基本的に検索エンジンにて他アフィリエイターのサイトや公式サイトを
見ている可能性が高いのでそれを踏まえた上での訴求をしなければならない。

■ 来店案件(エステ、脱毛、育毛サロン系)
多少サイト(記事)を作りこむ必要あり。
また店舗の地域設定を必ず徹底して行う事が必要となります。

■ 金銭的ハードルの低いトレンド・季節案件
トレンド系、季節モノは売れやすいです。
TVで紹介されて話題になっているもの(完全に話題になってからでは遅い)
アパレル案件のバーゲン(福袋)、クリスマス、かに、おせちなど。

このような案件がYDNには適しています。
というかこのような案件でなければYDNで成果を出すことは非常に困難です。

サイト内容について

転職案件など無料登録のものであれば、
比較的ペラサイトに近いサイト構成でもサーチターゲティングで成約が見込めます。

ただし、サーチターゲティングで商標キーワードを使って訴求する際は、
すでに他のアフィリエイターによる商標ペラサイトや公式サイトを見ている事を前提とします。

そのため、商標キーワードを使用するサーチターゲにしてもシンプルなペラサイト(画像+ボタン)
ではなく、口コミコンテンツを盛り込んだサイト構成にしたり比較サイトにしたりして、
他のライバルアフィリエイターのペラサイトと差別化した方が効果的です。

広告文

ちなみに広告文もLP同様にメリット訴求では成約が見込みにくいです。

同じ商品名から引っ張ってくるサーチターゲティングでも
LP・広告文をスポンサードサーチと全く一緒ではいけません。

サーチターゲの場合はあくまで検索エンジンでの検索経験のある人への訴求です。

という事はアプローチしたい相手はもれなく検索エンジンで購入しなかったユーザー。
ではどんな広告にすべきか?このように考えます。

一例ですが例えば、
━━━━━━━━━━━━━━━
リプロスキンをお試しいただきましたか?
今が買い時!○○までに肌を仕上げる割引キャンぺーン中
━━━━━━━━━━━━━━━
このように「買い忘れているけどいいのですか?」
「こんなに良い商品がお得ですけど使ってみる気はありませんか?」
のような案内にしてサイトの中身も作る事が望ましいですね。
(リターゲティングも同様です)

消費者がどのような行動を経てサイトに訪れるのかまで考えて
成約まで誘導する道を作ってゆきましょう。

※プレイスメントやインタレストマッチについては
更に上級レベルになるので後日別のコンテンツとして公開してゆきます。

損切り基準について

YDN広告は基本的に潜在顧客を対象としますので
損切基準は関連キーワードと同様に考えましょう。

100~150クリックされて、売れなければ広告停止します。

売れなければ50クリック毎にLPの大幅変更を行ってください。

この時にヒートマップ解析を入れている場合には
離脱率の高くなっている箇所を重点的に変更します。

特に画像が離脱率に大きく影響する場合がありますので
もしも画像の部分で離脱率が高くなりがちであれば全く違った見栄えのものに変えましょう。

入札単価について

損切り基準は関連キーワードと同じ感覚と言いましたが、
入札単価の算出方法は関連キーワードの概念で考えずにYDNは全くの別物だとしてください。

YDNサーチターゲティングやターゲティング設定を細かくして
絞り込んでいる場合には10円以下でのスタートにしましょう。

インタレストマッチやプレイスメントによる、ほとんど絞り込みをしない

掲載方式(ノンターゲティング)の場合は2円スタートにしましょう。
※ノンターゲの場合は絶対にいきなり5円以上で入札しないでください。
またキャンペーン・グループの予算設定で上限を決めてください2000円~3000円など)
ノンターゲティングで上限を決めずに10円入札は自殺行為です。
一瞬にして広告費が消化されてゆきますのでくれぐれも注意しましょう。
・メンテナンスは3~5円ずつ調整(ノンターゲの場合は1円ずつ)
・平均掲載は2位~3位をキープするように(1位は無意味ですのでNG)
・キャンペーン予算は、最初1000~3000円くらいの上限にして開始
 ※一気にクリックされてしまい広告費がなくなる可能性あるため
・品質インデックスの概念はありません(厳密にはあるようですが見えません)

まとめ

最後に改めてYDNを実践するにあたり大切なポイントをまとめます。

・YDNに向いている案件
⇒ 金銭的ハードルの低いもの(季節・トレンド案件が反応出やすい)

・キャンペーン名
⇒(ASP名・ターゲティング設定)
・広告グループ名
⇒(案件名・リスティング条件・報酬額)

・広告文
⇒ 商標スポンサードサーチのようなメリットゴリ押し訴求ではなく興味を引くものに。

・LP
⇒ ペラサイト(ボタン+画像)では成約は見込みにくい(成約率が良くはならない)

・まずは単純なサーチターゲティングを実践してYDNに慣れる
・損切基準は100~150クリック(売れなければ50クリック毎に大幅修正)
・入札単価は、一律10円スタート(ノンターゲの場合は2円スタート)
・メンテナンスは3~5円ずつ調整。(ノンターゲの場合は1円ずつ)
・平均掲載は2~3位を意識する(1位は意味なし)
・品質インデックスの概念はないが、SSと同様にクリック率は重要です(広告の評価)

スポンサードサーチで既に利益を上げ稼げているのであれば
以上の事を踏まえてYDNにも少しずつ着手してゆきましょう!

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