TikTok広告はFacebook広告よりも審査に時間が掛かる上に落ちやすいので、出稿してから広告が稼働しだすまでに時間が掛かります。
審査落ちした場合、通常の審査よりもさらに時間が掛かる場合もあるので、出来るだけ審査落ちしないように情報共有をお願い致します。
ちなみにFacebook広告はTikTok広告程厳しくはないものの、問題があれば問答無用で一発アカウント停止してきます。
TikTok広告で審査通過したものをFacebook広告で使用するという順番が賢明かもしれません。
他商材・手段批判
除毛クリームの比較に「カミソリ」を例に以下の文言がNG判定されました。
(カミソリで体毛を剃ったら)肌を痛めるしかゆいし、赤いブツブツや化膿が出来て最悪でした。
問題なかった例
- 脱毛サロンは50万円以上の高額な費用が掛かる
- 脱毛サロンは何十回も通わなきゃいけない
- 脱毛サロンは予約取りにくい
- カミソリは時間が掛かる
- カミソリは剃り残しがでる
比較はかなり有効な手段ですが、過度に他商材・手段を批判した内容は審査に引っ掛かる可能性がありますので注意してください。
価格・割引率の不一致
価格と割引率に間違いが無いかも注意が必要です。
以下が審査落ちしました。
初回限定89%OFF!980円
Zリムーバーは、通常価格8,400円です。
89%OFFだと924円になります。980円の場合は88.3%OFFです。
これはメーカーが過剰に表記しているものになりますが、それを鵜呑みにして書くと審査に落ちます。
メーカー提供素材を使用し、その画像の中に89%OFFが入っているものでも落ちました。
テキストだけでなく、メーカーの素材を使用する場合も注意が必要です。
広告の審査落ちの原因が「効果効能範囲の逸脱」の時の対処法
※2020年7月16日追記
TikTok広告に審査を出した時に、「効果効能範囲の逸脱」という理由で、審査に落ちた経験がある方がいると思います。

この表現での審査落ちが続いたので、表現方法の違いを調べたところ、厚生労働省出している「医薬部外品の効能効果の範囲」に関する資料を見つけました。
資料のページはこちら↓↓
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/pdf/shikent.pdf
私が扱っていた商材は、医薬部外品の除毛クリームになるのですが、この資料の228ページにこのような記載がありました↓↓
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右側が効能効果の範囲です。
私が扱っていた除毛クリームの売りとして、高級スキンケア商品にも使われている成分が入っているので、”スキンケア商品”としての表現も記載していました。
ただ、これが除毛剤の効能効果の「除毛」という範囲から逸脱するということで、審査に落ちていたのではないか?と思い、スキンケアの文言を削りました。
すると、審査に合格することができました。
この資料に関しては、あくまで医薬部外品に関する資料ですが、審査を通す際の参考資料にはなるのかなと思い共有させていただきました。
その他にも、「薬機法違反に関わる違反表現・広告事例集134選」というページも発見しましたので、共有して起きます。
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