影響力の武器

NBS推薦オススメ書籍

影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか

こちらの本で「人はどうしたら行動するのか?」という事を理解することで
人を納得させる方法=アフィリエイト記事の書き方にも大きく影響してくるでしょう。

また、反対に自分が騙されないためにもこの本は読んでおくべきです。

分厚くて文字がぎっしりなので非常に読むのが大変です。
今後も本を紹介していくことが多々ありますが、その中でもこれは専門書なので特に読むのに体力を使います。

そんなに読むのが億劫なお堅い書籍をなぜ最初にすすめるのか?というと
人がどのように行動してしまうのか、という事における基本が全て書いてあるからです。

「人を行動させる」ではなく「人が行動してしまう」という社会を生きる人間の心の中に必ずあり、絶対に排除できない心理について理解しておくことで、何かを売ったり紹介する際に優位になるよう話を進めることが意識出来ます。

また、知っておくことで自分が騙されたり、無駄な行動をとらないように立ち止まることが出来るでしょう。

だから、”始めに”必ず読んでほしい必須書籍として紹介します。

稼いでいるアフィリエイターなら誰もが一度は読んだことのあるのではないかというほど有名な書籍で、基本中の基本が固まる内容なので頑張って読んでください。

細かなテクニック云々よりも大切な”最初の一冊”として「影響力の武器」を推薦します。

一般書店では販売していない特殊書籍なので本にしては値が張りますが
Amazonの評価を見ればわかる通り内容は間違いないです。

ポイントまとめ

返報性~ギブ・アンド・テイク~

人は無意識のうちに貸し借りを計算している。
自分と相手との関係性においてフラットな状態が最も心地が良い
(フラットな状態を0とする)

【例】:何かしてもらったら(+1)お返し(-1)しないと気持ちが悪い
(+1を0に戻してフラットな状態にしようとする)

【例】:何かを断ったら(-1)別のところで望みを聞いてあげたくなる(+1)
(-1を0にしてフラットな状態にしようとする)

■この感情を利用している分かりやすい例が【デパ地下の試食】
「例えば売り物と同じ大きさの餃子を1個を丸ごと試食でもらうとそれなりに美味しければ買おうという気持ちになる」

■また私たちのネットビジネスで言う分かりやすい例が【無料プレゼントや無料体験】
「無料でこんなに色々教えてもらったし」と言う感情から一つ借りを作った状態になると共に、有料への期待感が高まるというカラクリ

※これを悪用している最たる例が超誇大広告の無料オファー
(誰でもお金稼げるようになるとか言っている詐欺キャンペーンの事)
無料プレゼントや無料で見れる部分に最も力を入れて、実際の中身はその蛇足程度のたいしたことない有料商品を売っているような人が情報業界には沢山いるので気を付けてください。

コミットメントと一貫性~心に住む小鬼~

人は自分で決めたことを肯定しようとする性質がある。

これが時に誤った行動をとる原因になってしまう場合がある。
(自分の考えが間違っていないことを証明するために、最初に決めた決断に引っ張られて後の判断を誤ってしまう事がある。)

【例】コミットメントと一貫性を利用している分かりやすい例が自動車ディーラーの営業マン。

まず最初に巧みな話術によって「車を買うと言う決断をさせる。」
(車を買うと決めた決定打は「値引きの金額が多い」と言う理由)

・その後、具体的な見積もりを作る際に、オプションが追加されて金額が少しずつ増えたとしても

・ましてや、「すみません、値引きをやり過ぎて上司に無理だと言われてしまいました」と理不尽な申し出があったとしても

値段が戻っただけであって、他店と比べて損失がない限りはその車を購入する。

【例】ガソリンスタンド
ガソリンスタンドを通りがかって他のスタンドよりも3円安かったから入った。

店員に、「機能の表記のままになっておりました。大変申し訳ございません。」と言われて結局他と変わらない値段だった。

「この店を出ても他と変わらないならかえって手間になるだけだから安くなかったけれど利用しよう。」

結局安くもない普通の値段でガソリンを入れる。

=コミットメントと一貫性の性質によりこんな行動になる

社会的証明~真実は私たちに~

「大多数の人が選んでいるならいいに違いない」

このような社会全体の流れに沿った行動をとろうとする。
(みなと同じことをすれば失敗しないだろうし間違いない、無難だと思うから)

※更に自分に近い人間の行動や決定に合わせることが無難かつ間違いないと認識する(最も強く影響される)

年齢、経済状況、生活スタイルなどが自分と似ている人が成功したという話を聞くと、自分もそれを使ってみようと思うなど。

好意~優しそうな顔をした泥棒~
権威~導かれる服従~

専門家の言葉、上司の言葉、

これがもしも間違っていたとしても、間違っていることに感づいていたとしても、

→自分よりも優位な立場の人間に従ってしまうのが権威の力。

また、肩書きや外見で偽りの権威を装う事が出来るので注意が必要。

希少性
~わずかなものについての法則~

・少ないモノを確保しておきたい欲求
・少ないものこそベスト(少ない=売れている、人気)

同じモノでも、沢山ある状態と限られた数しかない状態では見え方が全く変わる。

いつでも手に入れられるものに価値はない。
今しか手に入れられない、限られた人しか手に入れられないものに価値がある

アフィリエイトに最も必要なライティングスキル

ライティングには正解というものがありません。
そして生涯勉強し続けることになるスキルです。

NBSの中でも記事の書き方だったり参考サイトを見てもらったりと学習していただきますが、それに加えてもっと勉強したいというのであれば私が推薦する本から読んで知識を深めるといいでしょう。

ちなみにライティングに関しての情報商材もあったりしますが、私の知る限りコピーライティング系情報商材はメルマガでのセールスだったり、高額商品を売るためのインフォマーケティングだったり、主に情報発信をしている人向けのものばかりです。

情報発信に関しては読者さんなど「ある程度は読んでくれる人」が対象となるのを前提にしたライティングですので、通常の物販アフィリエイトとは違います。

※情報商材のセールスライティング教材は物販アフィリではなく情報業界でのセールス=メルマガや自分の高額サービスを売るための内容なので通常の物販アフィリのライティングには応用出来ない内容の可能性がある。
とは言え、私が紹介する本も直接アフィリエイトについての内容ではないのであくまでも考え方の話になりますが、情報業界のセールスライティングではなくどんなものにでも言える内容なので、PPC運用する案件のアフィリエイト記事の書き方も変わってくるでしょう。

アフィリエイトの本ではなくても「商品を売る・紹介する」
という根本的な目的は同じですからどんな教材や書籍の中にも
参考になる内容や、気づき、ヒントが隠れています。

全く違った様々な商品を一見さんに紹介する物販アフィリエイトにおいて、
「必ずこうればいい」と言った全てに対応する絶対的な答え導き出せるわけではないため、

書籍だったり、
ライバルサイトだったり、
公式サイトをよく見てみたりと
自分の頭の中に知識を積み重ねていきましょう。

また、本を読む際には
重要だと思うことがあれば付箋やラインを引いたり、
メモ帳などに記載するようにしましょう。

そうした方が深く理解が出来ますし、
1度だけ読んでも時が経てば忘れてしまいますから
繰り返し復習しやすいようにポイントをまとめておくといいです。

こうして脳みそに積み重ねた大量の資料を整理してゆきます。
ライティングに関しては勉強が直接的にすぐに結果に結び付くものではありませんが、
勉強した新たな知識が無駄になる事は絶対にありません。

蓄積されることでいかなる時も自分なりの答えが浮かぶようになってくるものです。

確実に経験値が溜まってレベルアップ出来ますから、
時間のある時に少しずつでいいので勉強しましょう。

無理して本を読む必要はない、気分転換でOK

私は元々本を読むのが好きではないタイプなので読むスピードが非常に遅く、買うだけ買って読んでいない本が溜まったりしますが、

アフィリエイト作業に飽きてしまったり、やる気が出ないときや作業が進まないときなんかに、気分転換の意味で一時的にアフィリエイト作業は全て中断して本を読んだりします。

アフィリエイトに打ち込んでいると定期的に成果が伸び悩んだり上手くいかなくて息が詰まるときがあります。

そんな時こそ外に出て、カフェや図書館など静かな場所でじっくり本を読んでみることをおすすめします。

きっと新たな気付きが得られたり、修正してみたい点が見つかってやる気もアップしますので!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です