(上級者向けになります)
目次
☆ヒートマップ解析
アクセス解析の中でもユーザーが実際にサイト内でどのような動きをしたのか
確認する方法としてヒートマップ解析というものがあります。
修正や訴求方法を考える材料となりますので
関連キーワード・ディスプレイ広告に取り組む際には
ヒートマップを必ず導入するようにしましょう。
ヒートマップ解析がLP改善においての大きな判断材料となります。
ヒートマップとは?
サイト内でユーザーがどのような行動をとったのかを
ポインター(マウス)の動きを、色(模様)に映し出して確認する事が出来ます。

主要なヒートマップ解析ツールの解説
人それぞれ使っているものが違いますが
ここでは私が過去に使用したことのあるものをご紹介します。
■ PT engine(ピーティーエンジン)

⇒ https://www.ptengine.jp/
月間で数百万円の収益を得るレベルになり、有料版ヒートマップも検討するならPTengineが最もオススメです。
初心者には分かりにくいかもしれないのでオススメしません。
設置方法参考サイト
https://blog.codecamp.jp/ptengine
(Wordpressでの導入を参考)
■ MIERUCA(ミエルカ)

⇒ https://mieru-ca.com/heatmap/
分かりやすく見やすいので初心者に優しい。
まずはミエルカ無料版を使うことをおすすめします。
よほどの成果を上げるようになるまではミエルカの無料版だけで事足ります。
もし有料版を検討するならミエルカよりもPTengineの方がいいです。
設置方法に関しては後ほど説明します。
■ User Heat(ユーザーヒート)

⇒ http://userheat.com/
関連キーワードやディスプレイ広告に出稿するような”読ませるサイト”の場合はそれなりのボリュームになるので無料版のユーザーヒートでは解析できない
簡単に作った商標向けLPならユーザーヒートでも十分かも。
とはいえ別に商標でヒートマップ解析までする必要はないのでやはり不要。
設置方法参考サイト
https://www.howtonote.jp/blog/index2.html
■ RESEARCH ARTISAN PRO(リサーチアルチザンプロ)
(有料・月額約500円)
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⇒ https://pro.research-artisan.net/
複雑なので使いこなせない。私は使っていません。
ヒートマップ解析の有料版となると月額数万円しますのでそれは月に7桁以上稼げるようになってからでいいです。
それまでは管理画面も見やすくて分かりやすいMIERUCAの無料版で十分。
ただし、指定するわけではなりませんので他に自分が使いやすいと感じるものがあるのならそれをメインに使用すればOKです。
※何を使えばいいか分からないのならMIERUCA(ミエルカ)にしましょう。
☆導入例)MIERUCA(ミエルカ)
ミエルカが初心者にも分かりやすいのでオススメです。
どのヒートマップ解析も有料版は費用が高いので月間で数百万の収益を得るレベルでない限りミエルカの無料版だけで十分です。
まずは改善をクリックしてヒートマップを開きます。


そうしたら新規サイト追加をクリックします。

順番に進んでいきます。
STEP1

STEP2

STEP3

※
無料版だと後から追加が出来ませんのでブログや複数ページになる
サイトの各ページを解析したい場合には予め入れておいてください。
STEP4

これで「ミエルカ側」の設定は完了です。
続いて先程スルーした計測タグの設定。
新規サイト作成タグは管理画面から発行できます。

出てきたタグをコピーしてワードプレスの
テーマ編集から</head>上部に貼り付けます。


Diverの場合は以下の部分に貼り付ければOK

これでMIERUCAヒートマップ解析のセットが完了です。
設定が完了し出来て24時間以降、データが溜まっていれば
ヒートマップ解析を確認することが出来ます。

無料版で解析できるのは1ドメインのみとなっています。
また解析開始後のページの追加が出来ないようになっています。

同一ドメイン内のページを複数解析したい場合には新規サイト追加時の
STEP3タイミングのみとなりますのでご注意ください。
それまで解析したデータは消えますが設定サイトを削除してしまえば
新たに好きなサイトを1つ追加できますので新たに解析したいページが
ある場合には面倒ですが新しく設定をし直してください。
ヒートマップ用語
⇒ どこが重点的に読まれているかの確認
読まれている箇所が赤くなります。
読まれてない部分を重点的に修正しましょう。
⇒ どこまで読まれているかの%を確認
下に行くにつれ%が下がっていきます。
最終のリンククリックまで少なくとも20%は残っていてほしい。
30%以上あればかなりいい。40%以上は超優秀なサイト。
⇒ どこがクリックされているかの確認
クリックしてほしい部分がクリックされなければ、
もう少し目立たせるように強調したり、ボタンの上に
「残りあとわずか!」などの文面を入れましょう。
※もしもスクロールで最終までたどり着いている割合が高いにも拘わらずアテンションで全く色が濃くなっていない場合は、一気にスクロールされているだけで全く読まれていないという事ですので、LPの大幅改善をすべきだという事もありますが、それ以前に訴求するターゲットを絞り込みLPを読んでもらえるように広告文を変える必要性があります。
アクセス解析ツールを使用する意味
どれくらい(何分・何秒)LPが読まれているか、アフィリリンクのクリック数、
そしてヒートマップ機能でLPのどこが読まれているのかが計測できます。
という改善(PDCA)ができるようになります。
ただし、いっぺんに複数のサイトを管理して手を加え検証してゆくのは負担が大きくなりますので自分が作業できる無理のない範囲内でデータを取るようにしましょう。
データを取りすぎても細かに見て修正するという事が出来なければ無意味です。
また、
離脱率が高かったりアフィリリンクのクリックがない箇所が分かったからと言って
どのように修正すればいいのかという答えがいきなり分かる訳ではありません。
修正・検証の繰り返しが基本となりますので複数の案件を
同時にやるにしてもせいぜい3個くらいにしましょう。
力の入れる案件に集中して育てていくイメージです。
アクセス解析で明確な答えが見つかるわけではありません。
アクセス解析により得た統計データからダメな個所を見つけるのです。
そうして手を加えてゆく事で反応を上げていきましょう!
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