⇒ 広告主様へのお知らせ(広告掲載基準変更のお知らせ)
簡単に言うと、今までよりも更にペラサイトの出稿に規制をかけてゆく動きになります。
商品名出稿のサイトに関して今後は今までよりもひと手間かける必要があります。
私がPPC情報をまとめているサイト「PPCアフィリエイトの教科書」で一般向けに
変更内容についての共有と独自の見解を記載した記事を更新しています。
⇒【※超重要※Yahooプロモーション広告NEWS】2018年4月広告掲載基準変更のお知らせ
更にNBSアカデミー内では私の見解をより詳しく具体的に説明をしてゆきます。
目次
今回追加されたPPCに直接影響してくる具体的なNG条件
ユーザーにとって有用性の低い、以下のような広告は掲載できません。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1) 広告主による独自のコンテンツが乏しいもの
(2) アービトラージサイト等、第三者のサイトへのリンクや広告が多数掲載されているものや、広告のクリック等をさせることを主目的としているようなもの
(3) 正確性・信憑性に欠けるもの
(4) その他、ユーザーにとって有用性の低いもの
(5) 訴求する商品やサービスの公式のサイトのように見えることで、ユーザーを惑わすおそれのあるもの
(6) 以下のような手法でユーザーの意図しないサイトへ誘引するもの
1. 「公式」の文言を用いるなど
2. 訴求する商品名やサービス名を伏せる━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一つずつ解説をします。
(1)広告主による独自のコンテンツが乏しいもの
広告主は私達のことです。
独自のコンテンツがないサイトは今後更に止まるようになってきます。
PPCでよくやりがちなのがコンテンツを入れている気でサイトを作っても結局公式サイトと
同じ内容になっていて、公式サイトがしょぼくなっただけの写しサイトになってしまっている場合。
公式サイトを見て分かることしか書いていない=独自コンテンツがないという事です。
よって公式サイトには書いていない検索ユーザーが知りたい事について
自分で調べた結果を書く事や、自分の知識内での考察を書くなど。
自分で考えた情報を入れてゆく必要があります。
(2)アービトラージサイト等、第三者のサイトへのリンクや広告が多数掲載されているものや、広告のクリック等をさせることを主目的としているようなもの
これは主にアドセンスPPCのことを言ってます。
私はアドセンスPPCはやらないのですが、アドセンスPPCをやっている
アカウントは今まで以上にアカウント停止の可能性が高くなりそうです。
今までも十分アカウントが止まるリスクやアドセンスの方がダメになるリスクなど、
いつダメになるなるか分からない前提でやるような手法でしたが、更に締め出しが厳しくなってきます。
(3)正確性・信憑性に欠けるもの
今までもそうですが適当な事を書くのはダメです。
嘘情報や誇大表現、ユーザーが勘違いするような言い回し、
この辺をより厳しく見られるようになってきます。
(4) その他、ユーザーにとって有用性の低いもの
これが今回の掲載基準変更のまとめ的な事になりますが
単純な話「検索ユーザーにとって意味をなさないサイトは排除します」という事です。
・公式を見れば分かることしか書いていない
・調べたい内容が出てこない
・情報が何もない
本当に知りたい情報に辿り着くまでの遠回りになるだけでしかない
サイトは無意味なので止められる可能性があるという事です。
(5)訴求する商品やサービスの公式のサイトのように見えることで、
ユーザーを惑わすおそれのあるもの
商品名出稿でありがちですが
「あたかも公式サイトのように見せたLP」これがダメになります。
先程の(4)で伝えた内容と被りますが、公式サイトへ直接いければ良いところを意味のない同じような
事しか書いてない場合ペラサイトを1つ経由する事は検索ユーザーにとって全く意味がないと判断されます。
公式サイトと勘違いするようなサイトはダメになります。
(6)以下のような手法でユーザーの意図しないサイトへ誘引するもの
1. 「公式」の文言を用いるなど
2. 訴求する商品名やサービス名を伏せる
具体的にダメな例が「公式サイトはこちら」という誘導文言。
公式という言葉を使うのはダメですしサービス名も載せてないのでアウトです。
しっかり対応してゆけば問題ありません。
今回の変更の意図は「検索ユーザーにとって意味のないサイトはなくしてゆきます」という事です。
画像ボタン+ASPの説明文コピペだけのサイトだと
4月以降は徐々に止まるようになってくると思うので、
今の内からオリジナルの内容を入れるようにしておきましょう。
×「 公式サイトに見せかけたフェイクサイト」
公式サイトの丸写しが本格的にダメになります。
必ず公式サイト以外から集めた(第3者目線)情報を入れるようにしてください。
今回の広告掲載基準変更案内がある前から元々NBS内では、
・案件の説明情報丸写しのみはダメ
・口コミなど入れましょう
と説明していましたが、今後はこの辺を妥協して機械的に
コピペだけをしていると止められる可能性がより高くなります。
また、
これも私は以前から推奨していませんでしたが
「公式サイトはこちら」という誘導が完全にNGになります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「○○○○の詳細はこちら」など
公式という言葉は使わない事と誘導先が分かるようにする事を統一しましょう。
〇「自分の意見、丸写しじゃない情報、口コミなどを入れる。」
× 「ASPの説明文をそのままコピペだけはNG。」
説明文を使うにしてもしっかりとリライトしてオリジナルの文面にしてください。
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以下の資料が具体的に書いてあるので必ず目を通しておきましょう。
⇒ 広告掲載基準変更 解説資料(PDF)
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無意味なサイトが排除されてゆく可能性があります。
商品名の場合は私達のリンクを踏んでくれればそれで良いのですが、
Yahooプロモーション広告に問題なく掲載し続けてもらうためには
少しでも意味のあるサイトにしてゆく必要があります。
検索ユーザーが知りたいけれども公式サイトに
書いていない情報を入れて価値提供するように心がけましょう。
公式サイトを読んで単純に自分が理解できない部分や気になった事について、
調べた結果を自身のLPに記載出来れば問題なしです。
4月になった途端に該当するサイトが全部止まるという事はないと思いますが、
審査が入るたびに止められてゆくようになる可能性があります。
4月以降あまりにも中身のない無意味な広告ばかりになっている
アカウントは止まる可能性があると思っておいた方がいいです。
よって、4月までに成果上がっている案件から
優先的に今の内からLPの作り込み対策を行っておきましょう!
※関連キーワードをやっている人や商標でもサイトの作り込みや
細分化までやっている人は特に気にしなくてOKだと思います。
ただし、ランキング形式のサイトを作っている方はプログラミングで絞り込みが出来るなど、
高度なサイトでない限り不可になるようなので、とりあえず比較に変えましょう。
(比較も微妙なところではありますがこればかりはやってみてといった感じです)
ちなみにアドセンスPPCは要注意
NBSではアドセンスについて何も教えていないのでやっている方は殆どいないと思いますが、
アドセンスPPCをガッツリやっているアカウントはよりアカウント停止の可能性が高くなりそうです。
通常の案件の紹介におまけでアドセンスを付けている程度であれば問題ないかと思いますが、
アドセンスのみのLPで広告を出稿している方はいつかアカウントが止まると思って、
・物販のPPCとはアカウントを分ける、
・アドセンス以外のアフィリやサイトへの誘導も追加する
などの対策をした方がいいでしょう。
まとめ
しかしPPCはそこまでサイトを作りこまなくとも成果を出したり出来るので
中身がほとんどないペラサイトで収益化している方が大多数です。
私も全然しょぼいサイトで稼いでいる広告も沢山ありますし、
いつも広告出稿する際に初めからフルパワーサイトを
作ることはないので適当なペラサイトで反応をみる事はよくあります。
しかし今後はある程度検索ユーザーにとって為になるオリジナルの
コンテンツを最初の段階から入れておかないと広告を動かしづらくなります
しっかり中身を入れれば止まることなく今まで通りにPPCアフィリエイトが出来ます。
今までよりも余計な作業が増えますが対応に追われるのは一時的なものです。
ネットが健全化されて抜け道が閉ざされてゆくのはPPCだけに限った話ではありません。
面倒になれば対応できない人は脱落し対応方法を知らない人はいなくなります。
面倒になってライバルが減れば対応できている人は今までと同じように、
もしくはそれ以上に収益を上げられる様になる可能性もありますので乗り越えてゆきましょう!
(本格的に影響してくるのはまだ少し先の話ですが)
以上が私の見解と春以降の今後についてでした。
ちなみに、
今回の基準変更で削除された基準もあります。
第9章 広告表現規制の「2. アフィリエイトサイトの広告表現」
アフィリエイトサイトだと区別するために今まで広告に付けていた「提携」が必要なくなるようです。
これはポジティブにとらえられるかと言ったら現状私は微妙だと思っています。
区別しなくなるという事は
=全部の広告を同じように審査する。
=アフィリエイトサイトも通常の直サイト並みのクオリティにしないといけなくなる
そんな風になるのではないかとも受け取れるからです。
現状は「提携」入れてないとダメなのでまだこれは意識しなくてOKです。
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